2022 春の春日井植物画同好会作品展

春日井植物画同好会「四季彩」「花日記」合同の作品展です。新型コロナウィルス禍のためリアル展示会を休止しておりましたが、今回は2年ぶりの原画展示会です。


約30点のボタニカルアート(植物画)を展示します。ご高覧下さい。
期間 2022年1月12日(水)10:00〜16日(日)15:00
時間 9:00〜17:00、最終日は15:00まで開催します。
場所 春日井市都市緑化植物園(グリーンピア春日井)緑の相談所展示室
春日井市細野町3249−1
電話:(0568)92-8711

第38回植物画コンクール:伊藤みゆきさん、一般の部 国立科学博物館長賞

〔一般の部 国立科学博物館長賞〕ノアザミ 伊藤みゆき(愛知県)、昨年に続き、3回目のご入選です。

講評は、「斬新なアイディアで、花を真ん中で切り分けたような形で、雄と雌の花を描き分けている。相当練られたと思われる構図となっている。」

【作者による制作過程のお話】

日本列島は世界に類をみない150種以上のアザミの多様性がみられる島国だそうです。ノアザミの細部の特徴を描くことをテーマにして、

①上部に小花(しょうか)が開花する時間経過を配し、

②その下に総苞(そうほう)を置きました。総苞には粘りがあり、アザミの種の特徴が観察できる大事な器官です。

③ノアザミの葉の特徴として、根元に生える根生葉(こんせいよう)が花期まで残る種類であることを左の茎に描きました。

④右の茎には茎葉(けいよう)を置きました。葉の付け根が茎を抱くように生え、そこから花の茎が分かれて出ます。

⑤花が上向きに咲くこともノアザミの特徴です。切断図により頭花(とうか)の特徴を示しました。

⑥これらのパーツを配して、動きを感じる構図を創りました。根と葉脈の流れ方向、葉先の向き、茎や蕾の曲がり具合などを調整しました。右上から左へ1/3、下へ1/3の位置あたりの位置の葉のコントラストや彩度を調整して焦点(最初に注目される部分)を作り、そこから、その下の茎葉と茎から根の方向に右回りに視線を誘導し、左の茎の下から上方に沿って観ていただくように配置しました。葉先のトゲの鋭さも視線誘導に効いています。

⑦配色は、根の赤系、花の青紫系、葉の黄緑系をあちこちに散りばめて、且つごちゃごちゃ感を押さえてスッキリとクリアーにしました。

第18回私流の植物画展 in 田原文化会館

期間:前半 2021.10. 3(日)~10.16(土) 9:00~20:00
   後半 2021.11.16(火)~11.28(日) 9:00~20:00

閉館時間は新型コロナ感染防止緊急事態宣言下での時刻です。
まん延防止等重点措置期間は21:00迄、解除後は22:00迄です。
月曜日休館(月曜日が祝日の場合はその翌日が休館です)
10/16、11/28は16:00 まで展示します。
会場:〒441-3421 愛知県田原市田原町汐見5番地
   田原文化広場1階 田原文化会館ゾーン

展示作品作者
 伊藤 みゆき  大木 香里  小池 昇司   小塚 晶子   下平 兼善  菅沼 恵子
 中島 幸江   永谷 照子   林 利香   春田 直子  松下 勝子   森   喬
 山本 昌宏

田原市の田原文化広場で、前半10/3~10/16、後半11/16~11/28  「第18回私流の植物画展」を開催します。前半と後半の展示物は同じ88点です。
田原市出身の作者2名の作品も展示します。

ちょうど同じ期間、田原市博物館では太田洋愛展が開催されており、同じボタニカルアート展として楽しんでいただけます。日本ボタニカルアート協会創立者、ボタニカルアートの先駆者で知られる田原市出身の植物画家太田洋愛(1910~1988)の企画展、約300点の展示。数多くの気づきがあり、とても参考になりました。